消費者金融のカードローンを比較

消費者金融とは、借入れをする人（つまり消費者）の信用を担保に融資を行う金融機関、企業の総称です。
お金を預からずに融資を行うため、銀行と区別する意味合いで「ノンバンク系」ともいわれます。
貸金業法の規定により、貸金業を営む業者は財務局または都道府県知事に登録をする必要があるのですが、中にはその許可を得ずに、法定利息を超過する金利で融資を行っている業者もあります。
逆にいえば、登録番号を（「東京都知事（1）第○○○○○号」のような記載）を得ているのかを確認できるのなら、世間でいうところの「ヤミ金融」ではないと考えてよいでしょう。

消費者金融系ローンには大きく、下記のような特徴があります。

・銀行、信販会社系のローンに比べて審査スピードが速い。
これらの企業、会社に比べ、消費者金融系は審査に関するノウハウが豊富なため、審査に要する期間、とりわけローンカード発行までの期間が短い傾向にあります。
ただし、審査スピードの速さから「借りやすい」といったイメージが先行し、またそのようなイメージを助長するwebサイトもありますが、正しいとはいえません。

・個人の信用を基礎とし、貸し倒れリスクをを避けるため融資（最大借入）額は低めに抑えられています。
基本的に融資額と審査スピードは比例関係にあります。

・店舗、ATM設置数が多いため、借入れ、返済がしやすい。

上記のほかに、消費者金融系ローンのもう一つ大きな特徴として、その利便性の高さがあげられます。
そのひとつの例として、ローンカードのクレジット機能があります。
近年、クレジットカード会社との提携によりクレジット機能の付いた消費者金融系ローンカードが発行され、借入とお買物の双方に対応しています。

	キャッシング金利
	下限金利	上限金利
A社発行クレジットカード のキャッシング機能	14.4%～15.0%	15.0%～18.0%
B社発行クレジットカード のキャッシング機能	15.0%	18.0%
C社発行クレジットカード のキャッシング機能	14.9%
クレジット機能付き 消費者金融系ローンカード	8.07%※	17.97%※

このクレジット機能付きローンカード、クレジットカードのキャッシング機能と比べて下限金利が非常に低く、小額の借入れとショッピングの双方に高い利便性発揮しています。
もちろん、このような使い方をしないという人もいらっしゃるでしょうが、特定層のニーズに非常に合致したサービスといえるでしょう。

※下記内容は例です。実際の必要書類は各社の公式ページにてご確認ください。
お借入時に必要となる書類などについてまとめました。

①	本人確認書類 （通常いずれか一通）	・運転免許証 ・パスポート ・健康保険書 ・印鑑証明書 ・住民票の写し ・外国人登録原票記載事項証明書（外国人の場合のみ）
②	希望お借入額によって必要な、 年収を証明する書類	・源泉徴収票 ・納税証明書 ・給与明細 など