ローン商品の中には、簡単な項目を入力することで、あらかじめお借入れの可否や借入可能な金額をある程度把握することのできるものもあります。
この機能・サービスを「お試し審査」といい、本申込みの手間をかけずに済むので便利です。
また、ローンの申込みは個人信用情報に載るため、今後の融資やカードの作成を考えている方はむやみに申し込みせずに、お試し審査を有効活用されてみてはいかがでしょう。
お試し審査とは?
とりわけ銀行系のローンでいえることなのですが、ローンの審査を受けた結果が「再審査」となった場合、二度目の審査は通常、一度目よりも基準が厳しくなる傾向にあります。
ですので、なるべく審査は一度で通ることが望ましいといえるでしょう。
ここでは各金融機関が設けているお試し審査の機能をご紹介していますので、お借入れの本審査の前にぜひご利用ください。
お試し審査の流れ
お試し審査を利用する場合、定められた項目への入力が必要です。
入力すべき項目は下記のようなものが中心となります。
・基本的な情報
年齢、性別、国籍、保険の種類など
・仕事、収入に関する情報
職種、雇用形態、収入、勤続年数など
・住まいに関する情報
居住のタイプ(持家、賃貸など)、家族構成
・財務状況に関する情報
他社からの借入の有無と残高
・希望借入額
希望する借入額
各金融機関は借入に関する情報を共有しているので、嘘をついても本審査の際にわかってしまいます。
お試し審査に通るのが本来の目的ではありません。正直に書くようにしましょう。
お試し審査の結果
お試し審査の結果は、大きく二つに分かれます。
ひとつは、入力情報に合わせて融資が可能かどうかを判断するもので、入力情報に間違いがなければ融資ができるかどうかをその場で回答してくれます。
もうひとつは、具体的に希望融資額を入力して審査を受けるもので、こちらの場合は金融機関ごとに微妙に異なりますが、希望借入れ額での借入れの可否やいくらなら借入れが可能かなど、ある程度の目安金額まで教えてくれます。