金利は返済時に重要な部分。貸出金利が低いほど毎月の返済額の負担も少なくなります。
基本的には借入れ額が大きいほど金利は低くなり、逆に借入れ額が小さいと適用される金利は最高金利に近くなっていきます。また、金利は、借入れ金額によって変わり、付属サービスでさらに下がります。
そのため、まず必要な借入れ額を計算し、借入れた際の金利を確認し、その上で各社のサービスやプランを確認いただくことで、お客様にあったローンをお選びいただけるはずです。このページでは、どのぐらいの借入れ額に向いているローンなのか、という情報も記載しておりますので、是非ご参考にして下さい。
低金利カードローンの時代
2010年6月18日、改正貸金業法が施行されました。
改正の大きなポイントは総量規制といわれるもので、これまで無制限であった個人の借入総額が原則として年収の1/3までに制限されました。
そのため、利用者はこれまでのように多額の借入ができなくなり、それに伴い設定金利の低いローン商品が増えてきています。
低金利カードローンは今後も増えていくことが予想されます。
※総量規制の対象となるのは貸金を業とする消費者金融や信販会社、クレジット会社などで、銀行は規制の対象外になっています。また不動産や自動車を購入することを目的とした貸付の場合も、規制の対象外です。
金利の計算方法
ローンにおける金利は、下記の式で算出されます。
金利(利息)=借入残高×利率(実質年率)÷365×利用日数たとえば利率10%の金融業者から30万円を借入れ、30日後に全額返済をした場合の利息は
30万円×0.10÷365×30=2,465円となり、総返済額は302,465円になります。
また30万円を借入れ、それを1年返済せずにいたとしたら、利率10%でも1年後には
30万円×0.10÷365×365=30,000円の利息が発生することになります。
上記の計算式は、現在借入金がある場合の利息の計算のほか、今後のお借入れに際しあらかじめ支払いの予測を立てる場合にも利用できますので、一度計算されてみてはいかがでしょうか。
低金利カードローンの注意点
グレーゾーン金利の撤廃によるローン金利の低下は、カードローンに身近かつ利用しやすい印象を与えるようになりましたが、それゆえにカードローンに依存してしまう、いわゆる「ローン依存症」を生んでいるという現象に。
いかに金利や借入限度額が低くなっても、お金を借りる以上はそれを返済するのは当たり前のこと。
しかし、無計画な借入れを繰り返し、多重債務の状態に陥ってしまう方も少なくありません。
必ず返済できる範囲で計画的に。
カードローンは上手に利用すればとても便利なものです。
くれぐれも使い方を間違えないよう注意しましょう。